道具を使う趣味とミニマリズムは対極…。
基本的に道具を使う趣味は、拘れば拘る程、極めれば極める程、道具が増えていく仕様になっていると私は思います。ミニマリストを目指したり名乗っている人で、こういう道具が増えていく様な嗜みをしている方はどの位いるのでしょうか?
好きな事は諦めなくても良いと思う。
道具や物が増えるという理由だけで、やりたい事や好きな事を全て諦めてしまうというのは、悲しいです。
なので私は自分なりのルールを決めて、ミニマム生活に支障の出ない程度に趣味を嗜んでいます。
- 最低限の道具で出来るレベルに留める。
- あくまで趣味だという事を忘れない。
- 道具は買い足さない。
- 資材の余剰在庫を持たない。
- 割高でも小売の物を買う。
- 有効に使える物だけを作る。
季節の飾りを毎年作っています。
ハロウィン真っ只中の時期ですが、資材が安いうちにクリスマス用とお正月用の玄関飾りも作りました。(クリスマスや正月の資材は10月を過ぎると値段が跳ね上がる&品薄になるので)
かつて生業としていた花に纏わる製作業務。なので拘ろうと思えば何処までも拘る事が出来るけれど、あくまで自宅用を趣味で作るだけなので、最低限の道具だけで作る程度に留めています。
作りたいという気持ちを満たして、完成品は時季の玄関飾りとして飾る。そして季節が終わったら処分しています。そうすれば、保管の手間も場所もいらないし、毎年趣味として製作出来るので、この形が私にはベストでした。
毎シーズン使い捨てというのは勿体無いかもしれませんが、外扉で1ヶ月ちょいぶら下げていた物を、家の中に保管するのに抵抗があるので、処分は私の中では妥当な判断でした。
私の趣味の道具はこの3つ。我ながら少なっ
- グルーガン
- 花鋏
- 普通のハサミ
仕事にしていた時はハサミだけで4つあったし、資材やら花器やら什器やら、クローゼットがパンパンになる位もっていました。
道具を増やさなくても、趣味は楽しめる。
心掛け次第ですが、どんな趣味でも物を大して増やさずに楽しめると思います。レンタルなどある物であれば、そういう物を利用しても良いのかもしれません。
仕事にし高みを目指すなら、技術を向上させ、便利なツールを増やしたり使いこなしていくべきだと思います。でも個人で嗜む程度なら、ミニマム生活に支障がない最低限の道具でも十分に楽しむ事が出来るのだと思います。