健康面からいうと「満腹」は身体に良くないそうです。
満腹=食べ過ぎで、年を重ねれば重ねる程、満腹になるまで食べる事はカロリーの余剰となるので、一般的には腹八分が良いとされています。腹六分を推奨されてるお医者様もいらっしゃる様です。
自分の身体を守る為には、ある程度食に対する行動を自制しないといけません。
ですが子供の頃の厳しい躾により、満腹でも無理矢理詰め込む習慣が出来た事や、精神的に不安定で摂食障害(過食)に近い状態に十数年陥っている事。そんな様々な経緯があって、私は40代になった今でも自分の食欲をコントロールする事がとても苦手です。
本当に食べたいか?を自問出来る様になった。
友人と先日、某スイーツビュッフェに行ってきました。3度の飯より糖分が好きな私にとっては楽園と見紛う場所。
以前の私なら、あれもこれも食べてみたい!沢山食べなきゃ損!という卑しい根性丸出しで、途中で体調が悪くなっても確実に全種類を取って平らげていたと思います。
でも今回はミニマム生活を目指す様になって、「必要以上の物」を身体に取り込む事に疑問を持てる様になった。「本当に食べたいかどうか」を、一呼吸置いて考えられる様になった。だから本当にこれ食べてみたい!と思う物だけを選んで、それほど感情の動かない物は取りませんでした。
一般的にはこんな風に心掛けなくても、大人なら当たり前に出来る事なのだと思いますが…。その当たり前が今まで出来た事がなかったので、凄く進歩したなと自画自賛。
元々甘い物に関しては一層自制が効きにくく、今回も小食の友人に比べたら1.5倍以上の量を食べましたが…私にしてはかなり自制出来ている量です。
まだ「身体や健康の為の量」に抑えるには程遠いけれど。
惰性で大して触覚が動かない物まで取らなくなった事は劇的進歩ですが、その後2日に渡る胃もたれを引き起こしているので、「身体が必要としている量」に対しては、まだまだ多かったのだと思います。
年と共に確実に衰えてきている消化能力に合わせて、次は「身体が欲する量だけ食べる」という習慣を目標にしたいと思います。
ミニマム生活で気が付けた、心地よく暮らす為の「要らない物を入れない、選ばない」という訓練で経験値を上げて、家の中と同様に体調や食生活をすっきりさせて、健康的に生きていきたいです。