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収納は使う人のレベルに合わせて構築する。

家族が望んでいないレベルの整頓や断捨離は「ただの自己満足と趣味」であると、肝に銘じて行動しています。手伝わなくていい。行為を認めて貰えているだけでありがたい事なんです。

家族が協力的ではないと嘆いたり怒ったりするのは、違うのではないかと思う今日この頃です。家族が望んでいない事を、自分の感性だけで無理矢理押し通しても、良い事なんてきっと何もないのではないかと…。

あ、知人の話です。

キッチン横の文具、日用品の収納のラベリングの様子。

片付けレベルや衛生概念、美的感覚は人によって皆違う。

元々母親に厳しく躾けられてきたせいか、私の片付けレベルは高めだという自負があります。

掃除はつい最近まで苦手でしたが…。

なので私の基準で処分や収納をしてしまったら、折角理解をしてくれている家族に不快感や不便を感じさせてしまうので、家族(現在は主に夫の基準)のレベルに合わせて収納や処分をしています。

捨てたくない!という物は捨てないし、何処に何があるのかを一目瞭然にしています。

私ひとりならラベリングの文字もノイズにしか見えないので絶対にしませんが、殆どの収納用品にラベリングをすることで夫が使う物を自分で探すハードルがかなり下がりました。

終活の一環で「私が居なくなっても困らない家の中」私に聞かずとも「自分で解決出来る仕組み」を少しずつ作っています。

服を畳めないならかけるだけ、入れるだけ。

無頓着な夫にお願いしている事は、彼が苦なく毎日出来るレベルの事だけ。

ルームウエアは「箱に入れるだけ」

洋服はハンガーに「かけるだけ」

服を畳む事に意味も拘りも感じない人に「綺麗に畳んで仕舞え」というのが無理な話。

だから「~だけ」という簡単な仕組みを取り入れました。

2つ以上のアクションを面倒だと思う夫に合わせて「ワンアクション」が基本。クローゼットは来客時以外は大体開けっ放しです。

楽で負担がない、家族にお願いしやすい「綺麗を保つ」という仕組みが私には一番大事。

綺麗や少ないを追求するのは何故か?

冒頭の知人の話ですが、家族の為にというよりは自分の「何とか綺麗にしたい!」という感情だけで動いている様子でした。

やる気は大事ですが、正直空回りしています。だから家族から協力も理解も得られにくい。

私は夫に「何故服を減らしたいのか」「何故段ボールを捨てたいのか」等、逐一分かりやすく説明をしています。面倒でもその過程を踏むことで理解が得られています。家族であっても言葉で伝える事はとても大事で、その過程を曖昧にして押し通す「綺麗」に何の意味があるのかなと。

本人にはここまで言えませんが…。やんわりと自分の趣味として家族の迷惑にならない様にのんびり片付けることを勧めました。

自分のレベルを押し付けない。

これが家族円満で「家を片付ける」一番のコツなのではないかと思います。

 

 

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