元々は2013年に身体を悪くした時期に、少し早い終活を始めました。
「いつ何があっても、残された人(夫)に迷惑がかからない様に」と必死で生前整理。死ぬには私の所持品が多すぎたからです。
丁度【断捨離】や【ミニマリズム】が本格的に流行り出した頃でした。
寝込んでいる間、様々なブログ巡回をしては目から鱗の落ちる日々。あるのが当たり前だと思っていた物を手放し続ける先輩方。
小さく美しく軽やかで自由。私もこうなりたいと思いました。
好きだけど使わずに持っていた沢山の物達が、色あせて重たく見えました。
元来ファッションが好きで、長年かけて集めた服飾品を沢山所持していました。
SATCのキャリーのクローゼットに憧れ、それに見合う量の服を持ち合わせていましたが、それらを3年かけて少しずつ手放しました。
そして子供が生まれ、2016年、広さ以外の条件が全て揃っていた為、都心にマンションを購入しました。
3人家族で50㎡未満という選択は、以前の様に沢山の物を抱えていたら、出来なかったと思います。
都心に拘らなければ、同じ価格で広くて新築のマンションも買えました。
そういう選択をしなかったのは、
立地(通勤時間)と住環境(利便性)を広さより優先したいと夫婦で考えたからでした。
”多忙な夫が家族と過ごす時間を、少しでも多く確保したい”
都心に住まう事は、私たち家族にとってベストな選択だったと思っております。