「家、キレー!」
そう他人に褒められて嬉しいのが本音。
ここ数年で、本当に頑張って変わった部分だから。
かつての私は掃除は面倒な物だから、年末にダ〇キンにやってもらおうと、日々の掃除は軽く埃を払い、掃除機をかける程度でした。
どんな事でもまず己を知る。そして対策をする。
綺麗な環境が好きで、やや潔癖。なのになんで掃除が嫌いだったのか、イヤだった理由を書き出してみます。
- 掃除って疲れる
- 雑巾が嫌い、雑巾を触るのが気持ち悪い
- 雑巾の管理が面倒くさい
- 虫が出てきそう(ベランダ)
- 埃で具合が悪くなる
- 手肌が荒れる
掃除そのものがイヤというよりは、掃除をすることによって起きる副産物がイヤだと感じていうことに気が付き、様々な対策をしました。
- 掃除が疲れる→掃除を溜めない、小出しにやる
- 雑巾が嫌い、気持ち悪い→使い捨てダスターにする
- 雑巾の管理が面倒くさい→〃
- 虫が出てきそう→虫が住むまで放置しない
- 埃で具合が悪くなる→埃を溜めない、月1掃除の時はマスクをする
- 手肌が荒れる→手袋をする、洗剤なしで落ちるうちに対策をする
私にとっては、溜めない・放置しないが、掃除嫌い解消の突破口でした。
現在も愛用している業務用ダスター(使い捨て布巾) 半分にカットして布巾→雑巾として1日1枚使い捨てています。
マメに掃除をする事が、面倒や嫌を解決してくれた!
ベランダの排水溝はまさに私にとっての魔窟。積もった落葉の下に「何かがいる」事が怖くて怖くて、掃除がイヤでたまりませんでした。
イヤ故にどんどん先延ばしし、1年に1回掃除するかしないかだったので、虫達はさぞ住みやすかっただろうと思います。対してこちらは、毎回イヤなドキドキと悲鳴がセットの掃除。
でも毎週掃除をすれば、虫も汚れも付かない事に気が付きました。
かつて恐怖の対象でしかなかったベランダの排水溝も、数日毎に丸洗いをする習慣を身に付けてからは、怖い事など何もなくなりました。
同じく恐怖の対象でしかなかった浴槽のエプロンも週1、キッチンの換気扇も半月に1回掃除しています。
面倒に感じる頻度なのか、それを人に言うとよく感心されますが、それぞれの掃除自体は15分かかるか、かからないか。年末の一番寒い時に、1年熟成させた家中の汚れを丸一日で磨き上げるより、私的には「余程楽」な習慣です。
何がイヤなのか、何を変えたいのか、じっくり向き合う。
5年前の自分なら考えられなかった、今の生活。
終活を開始してから、常に自問するようになりました。
この先どうなりたいのか、どうしたいのか。
私は家族の為に家を購入した家事に理解のある夫と、私のアレルギー体質を受け継いでしまった子供に、綺麗な家で健やかに過ごして貰いたい。
でも体力もないし、疲れる事は苦手なので、大変な事も難しい事も出来ればしたくない。
だからマメに管理をしよう。わかるものだけにしていこう。
現在、家の中も外周りも魔窟と感じる「怖い場所」はありません。全ての場所が「愛すべき我が家」です。
掃除が面倒で嫌いで悩んでいる、かつての私の様な人こそ、掃除を日々の習慣にするべきなのかもしれません。