我が家にオシャレな鍋は一つもありません。
鉄のフライパンとかストウブとか素敵だなと思うけれど。使いこなせる人に憧れるけれど。
身の丈を常に考える。
憧れと現実を剥離して考えられる様になってきました。
沢山の物と向き合い、少しずつ減らす生活を経て、「欲しい」から買うのではなく、その物を「活かせる」と判断出来る時だけ買うようになれてきました。
見た目的に凄く欲しい物でも、それを本当に日々気持ちよく活かせるかどうか?
そう考えたら私にはオシャレだけど重たい鍋や、手入れに手間のかかる鉄のお鍋は持てませんでした。
ただでさえ「料理が面倒、好きじゃない」と思っている人間なので、自らハードルを上げない様に…。
そんな我が家の「オシャレじゃない」鍋たち。
どれもプチプラですが、週に2回以上は使っているヘビロテ品です。
- 片手鍋
- フライパン28cm
- 卵焼きフライパン
- 両手鍋26cm
片手鍋以外はテフロン加工の物なので、傷みが出たら同じサイズを買い換える様にしています。
フライパンが2つ。卵焼きフライパンは必要か?
現在、卵焼きは月2回程度しか作りませんが、私には必要な物だと感じています。
というのも形は「卵焼き用」ですが、フレキシブルな使い方をしており、卵焼き以外の物でも、大きなフライパンを使う程でもない少量の炒め物や焼き物は、このフライパンで済ませているから。
時短で2品同時に調理する事が結構あるので、フライパン2つは絶対必要で、片方が小さくないと互いが干渉してしまうので、セカンドフライパンの絶対条件は「小さいこと」でした。形が丸いか四角いかはどうでもいい問題で、卵焼きも出来る四角の方が使い道が増えると判断して、卵焼きフライパンを持ち続けています。
炊飯器は持っていません。
色々な用途で使っていますが、大鍋の一番の用途は炊飯。
鍋で米を炊いていると人に言った時「マメだね」と感心されましたが、私的にはあまり労力が変わらない気がします。火加減を2回変えるだけ。
炊飯器を色々な料理に活かしている人もいるので一概には言えませんが、鍋よりは確実に用途が限られると思っています。物選びの大きな軸として、汎用性の低い物<汎用性の高い物で選ぶ様にしているので、私は鍋を選びました。
非常時(災害時の停電等)にも対応出来るという理由もあります。
10年近く「鍋で炊飯」をしている慣れからか、大して苦に感じないので炊飯器はこの先も買わないと思います。
狭小キッチンなので、置く場所がないという理由もありますが…。
鍋は今より増えないし、減らないと思う。
今の家族構成ではこの数がベストで、増やす事も減らす事も考えていません。
フライパンと両手鍋の直径を統一して、蓋を1つ減らし兼用する事を検討していますが、鍋が傷むまでは使うので暫く先。
自分が納得して使いこなしている、量が明確な物を管理するのは気持ちが良いです。
いつか家中の全ての物に、ベストな量を定めるのが目標です。