面と向かって人に「臭い」と指摘出来る人…なかなか居ないですよね。
湯シャン歴半年になりましたが、人に臭いと言われた事は、幸いまだありません。
我慢されているのか、本当に臭っていないのか、こればっかりは分かりませんが…。
肌断食と同時に2月から開始した湯シャン。所謂「お湯だけで洗髪」する行為です。
有名人でも健康面から行っている人が多いらしいのですが、私は純粋に「自分の入浴の手間」を減らしたいという理由で始めました。
幼児と入浴していると暇がない。
肌断食も、入浴後に肌の手入れする暇がないというキッカケから始めましたが、湯シャンも同様。自分の髪を念入りに洗う暇などありません…。
以前子供が浴槽内で足を滑らせ、顔まで水に浸かった事があったので浴室で目は絶対に離したくなく、洗髪時が一番目を離しやすい(危ない)ので、洗髪時間を極力短くするべく湯シャンを取り入れました。
私的湯シャン実践方法
- 事前にしっかりブラッシング
- 本来ぬるま湯推奨だが、普通の湯温(41度)使用←下記理由記載
- ドライヤーでしっかり乾かす
- 一人で入浴時、どうしてもしたい時はシャンプーをする
シャンプーが身体に良くない。と思ってシャンプー断ちに至った方と違って「純粋に時短の為」だけに行っているので、シャンプーをしたくてたまらない日は普通にシャンプーをしています。緩っ。シャンプー文化は否定していません。美容室でも普通に洗髪をお願いしています。
ぬるま湯じゃないと頭皮に負担が…という不安も特に抱いていないので、洗ってる感覚がちゃんとするぬるま湯より少し高めの温度で洗い流しています。
本来は37度前後のお湯推奨だそうです。人間の皮脂は34度で溶けるそうなので。
40代、湯シャン実践者の髪、公開します!
どうでしょう…。皮脂でギットギトではないの、何となくお分かり頂けますか?
20年以上パーマとカラーをしているので、以前は髪が(特に毛先)乾燥してパサつきがちで、落とさないタイプのトリートメントやヘアクリームはずっと必需品でした。
湯シャンを始めて凄く気持ちが悪かったのは最初の4日。1週間後くらいには幾分落ち着き、半月もすると習慣付いてきて、半年経った今では不快感や違和感は殆ど感じません。そしてトリートメントをせずとも、潤いを維持出来る様になりました。
暑い時期は不快感がたまに出るので、週1程度でシャンプーをしていますが、髪や皮脂の状態は変わらずです。
湯シャン始めるなら寒い時期がオススメです…、暑いと一番辛い最初の数日を乗り切る事すら大変そう…。
利点だらけ!抜け毛が減った!肌荒れが減った!
時短の為だけに始めた湯シャンでしたが、思わぬ恩恵を沢山受けました。
抜け毛が以前より減り髪のボリュームが増え、よく指や背中や首の皮膚が荒れていたのですが、ここ数ヵ月荒れ知らずです。
一番大きいのは、シャンプーを毎日していた頃は、1日シャンプーで洗髪しないだけで猛烈な不快感や痒みがあったのですが、そういう症状が出なくなりました。自分の皮脂に慣れたというか、皮脂量が優しくなったというか…。うまく説明が出来ませんが、1日洗髪出来ないくらいで発狂しそうになる事はなくなりました。
シャンプーの消費量も減り、ヘアケア商品を全て手放す事が出来た上に、この効果。湯シャンやって本当によかった!
湯シャンで得た物
- 幼児との風呂の安心感
- 時間
- 髪のボリュームと艶
- たまにシャンプーするときの特別感。幸福感。
湯シャンで手放せた物
- 毎日のシャンプー→トリートメントの作業
- 大量の抜け毛
- 肌荒れ
- シャンプー代半減以下
- シャンプー出来なかった日の猛烈なストレス
- ヘアクリーム等のヘアケア用品
楽に生きるために、ストレスに慣れる。
以前は1日洗髪しないだけでも不快で辛くて大変でした。そういう状態では心穏やかに過ごせた事はなかったように思います。
ストレスの元を排除する事も重要ですが、ストレスと付き合う、ストレスと慣れるという事も、身軽に楽に暮らす為には必要なのかなと感じています。
湯シャンは私の頭皮や髪、それと洗髪出来ない時に対するストレスの耐性をかなり高めてくれました。
時短の為でなくても「もしも」の事態に強くなる※1という意味でオススメです。
神経質で日常がストレスまみれだった私にも、楽に生きる力。少しずつついてきた様な気がします。
※1 もしも病気で何日も臥せって洗髪が出来ない時、もしも災害で水が出ず1週間入浴出来ない時等々。