家を片付け始めると、家族の物の量が気になる様になりますが…。
家族に「貴方の物を減らして」と頼むより、自分の物を減らした方が早いと気が付きました。
以前紹介した寝室の収納の話です。
夫のスーツ(会社は私服なので年1回で着るかどうか)と、冬物のアウターが書斎のファミリークローゼットに仕舞いきれなかったので、こちらに保管せざるをえませんでした。
ポールにかかっている服です。結構な数ありました。
季節の変わり目ごとに「着ていない」物を手放す様にやんわりと促していますが、夫はどちらかというと捨てられないタイプ。そういう人が「捨てていいよ!」と言う服って、破れや絶対落ちない汚れがある、服として致命傷があるときだけ…。つまりどれも手放せない…。
なのでこの服を一か所にまとめるなんて出来ないな…と思っていましたが。
私の服が減ったので、夫のスペースを増やしました!
左上ポール私の全洋服:左下ポール息子の全洋服:右上下全部夫の洋服
骨格診断で服の処分に弾みがついた私。更に服の数が減りました。
なので私のスペースを小さくし、夫のスペースを広げました。そしたら寝室の別保存だった夫の衣類、全部入りました!!!
夫の服で処分したものはありません。
寝室のクローゼットの内容が明確になりました!
ここは季節外パジャマと寝具類と手放す予定の備品だけになり、凄く気持ちがすっきりしました。
服がかかっていない状態…あぁ素晴らしい…!
人の物を減らそうと画策するより、自分の物を減らしてみよう。
片付けに行き詰っている時「家族の物が多くて~」とか「子供の物が~」という言い訳が一般的ですが、それって言い訳になっていないと思います。まず自分の物は「完璧」に管理出来ていますか?という話。
自分の物を1つも減らせないのに、他人に「減らして」とお願いするのは、家族とはいえむしが良すぎるのではないかと思います。
いいや、自分は減らしてる!片付けてる!と憤りの方は、更に黙々と減らしてみましょう。その行動や姿勢が人を変えます。
自分の物量のコントロールが完璧になるまでは、決して他人の物をとやかく言ってはいけません。お手本を自身の行動で示す事が、家族円満でミニマムを目指す上で一番大事なんじゃないかなと思っている今日この頃です。